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宮崎県(宮崎)の看板(11)
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![]() 宮崎市から県西へと向かう国道268号線は西諸県郡野尻町を抜ける。 東国原知事が精力的にPRをされている“めろめろメロン”や“完熟マンゴー”の産地でもある同町では、かんしょ焼酎文化圏である宮崎県県西部において「???」と思わせる看板風景があるのだ。 そのことについては、過去にも触れたことがあるし、実際に現地に行かれたことのある方ならばご存知の「甲類焼酎」の看板がそれである。控えめではない。我が物顔で国道沿いにかけられているのである。 現在の焼酎風景というのはどのようになっているのかは存じ上げないのだが、鹿児島の焼酎会社の販売が功を奏したのか、はたまた小林市にこの会社の工場があるという地縁的な物なのか。ともかく、「寶星焼酎」はこの地域では焼酎の代名詞である(看板を見る限りですけれどね)。 More Tags:宮崎県(西諸県)の看板 ![]() 川南町内で見かける黄色い看板。 それは町の北部。ちょうど都農町と接するあたりでかんしょ焼酎を醸していた都乃泉さんの焼酎の看板だ。 酒銘もズバリ「都の泉」。「泉」は当然、こんこんと酒が湧きでる様子を表しているのだが、「都」というのは都築という蔵元の姓に由来しているのだと思う。都築さんが醸した焼酎。今年の3月に造りを止められたと聞くが、地元で愛飲されていた頃にはその名の如く、蒸留器から垂れた焼酎はこんこん・・・といった甘露であったのだろう。 More Tags:宮崎県(児湯)の看板 ![]() “寶星”という甲類焼酎は今日でも宮崎県内の酒販店、コンビニで売られている姿を目にすることができる。都城で作られる大メーカー焼酎の功績、はたまた歴史的な経緯があって、県下のほとんどで甘藷焼酎が愛飲されている宮崎県ではあるが、どこそこで甲類焼酎が良く飲まれる地域がある。 延岡市であり、県央の諸塚、椎葉、入郷といった山間部、そして宮崎市周辺と西諸県郡野尻町といった感じか。調べてみれば地域で好まれる銘柄という物があるようだが、切り抜き文字の看板が掲げられた酒店(既に営業はされていない)のある野尻町では“寶星”が好まれるようである。 背景にはもう一つの看板の銘柄“えびの”を作っている本坊酒造の工場が西隣の小林市にあるからだろう。野尻町の地理としては甘藷焼酎を良く飲む地域に含まれる(西に小林、南側では都城市とも接している)と思われるのだが、町中心部の店舗に掲げられた看板も甲類のものが多いようだ。 “えびの”は本坊酒造が地域銘柄として出していた焼酎。おそらくは小林工場の主力銘柄“大淀”のラベル替えで、えびの市を中心に販売していたと推測される。というのも、本坊酒造の銘柄としては別に「のじり」というものがあるからだ。 こうつらつら・・・と書き連ねたが、本当のことについては焼酎を造った会社の人、そして地元の人が知っているのみである。何で野尻町では甲類焼酎が良く飲まれるのか。何で野尻町に“えびの”の看板があるのか・・・。 宮崎焼酎について気になっている事項の一つである。 Tags:宮崎県(西諸県)の看板
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